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| 本サイトは「初恋のきた道」のような宣伝映画には厳しい評価しかしない。この映画は麻薬撲滅のキャンペーン映画であるが、その志に感じて星をつける。 麻薬にかかわるものは、犯人側も警察側も、全員が死んでしまうという凄まじいエンディング。麻薬と死を強烈に結びつけているが、警察側まで全員死んで良いのだろうか。麻薬が悪だというのは、死につながるからだろう。にもかかわらず、取締側のほうも死ぬのはちょっと判らない。しかし、主人公の刑事ジャンは犯人の逃亡を防ぐために、瀕死の状態でも自分と犯人を手錠で繋ぐ。この執念の描き方には脱帽。 麻薬の生産工場を運営していたテンミンは、死ぬのが嫌で警察の協力者になる。しかし、最後に死刑になっていくエンディングもよく伏線が効いている。 原題は「毒戦」 ２０１２年香港・中国映画 （２０１４．１．１３） |
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