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「毒になる親」の母親版であろうか。暑い田舎の女性が、3人の子どもを育てた。上の2人はすでに家にはおらず、末の娘が同居している。そんななか父親が自殺したことから、家族・親族が集まってくる。母親は子供たちに残酷な仕打ちをみせていく。 アメリカの映画は、1970年代に女性が自立した。2000年頃までは女性映画の全盛期だった。しかし、女性の自立によって、家庭には大人がいなくなった。次の主題は子供の自立だった。コンピューターオタクの登場により、子供の自立も可能かに見えたが、結局、子供の自立は描ききることはできなかった。 2010年以降、アメリカ映画は主題を失っていた。この映画が描くのは、最悪の親だ。子供の自立を子供の目から描いて失敗したので、今度は子供の目から大人を描こうというのだろうか。アメリカ映画は新たな主題を発見したんだろうか。 原題は「AUGUST: OSAGE COUNTY」 2013年アメリカ映画 (2014.4.26) |
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