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かつて修道院で出産した男の子を、50年後に探そうという女性フィロミナの話である。男の子は2才くらいでアメリカ人に売られ、彼はアメリカで出世したがエイズで死んでいた。しかし、修道院は過去をひた隠しにして、フィロミナにも男性にも事実を告げなかった。 カソリック批判の映画である。修道院という閉鎖的な空間で、女性労働力を酷使し、しかも人身売買まで行っていた。この映画はイギリスだけではなく、フランス映画でもある。イギリスは言うに及ばず、カソリックの根強いフランスでも、カソリック批判はもはや不可避なのであろう。 もう一つの主題は、大衆賛美である。フィロミナは典型的な庶民である。彼女に同行するジャーナリストはインテリだったが、最後にはフィロミナの生き方に感化されていく。 原題は「PHILOMENA」 2013年フランス=イギリス映画 (2014.3.24) |
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