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1977年当時は、アメリカでもゲイはカムアウトできなかった。実在のピアニスト、リベラーチェとその恋人スコットの愛憎物語である。2人の関係は男女とまったく変わるところはない。ただ少し年のはなれた男同士と言うだけだ。 それにしても隠れて暮らすというのは厳しいものだ。社会性がなくなるので、性格が歪んでくる。リベラーチェは良いとしても、スコットのほうはまるで篭の鳥である。あれでは関係が破綻していくのは当然だろう。 リベラーチェはエイズで死んでいくが、スコットと別れてからは、多くの男と関係したに違いない。おそらく彼はウケだったのだろう。それに対してスコットは陰性である。 この監督は「サイドエフェクト」でも女性のゲイを登場させていた。本人はゲイではないだろうに、ゲイに興味があるのだろうか。原題の意味は「枝付き燭台の影で」といったところだろうか。 原題「BEHIND THE CANDELABRA」 2013年アメリカ映画 (2013.11.4) |
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