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スティーヴン・ソダーバーグの作品とあれば、やはり見に行くだろう。アメリカ女子総合格闘技界のスター、ジーナ・カラーノがヒロインを演じている。そのため、スタントを一切使っていないという。 彼女は美人だし、立派な体つきで、いかにも格闘技家のようだ。しかし、映画というのは虚構なのだ。細い身体のアンジェリーナ・ジョリーやマギーQなどのアクションのほうが、はるかにスクリーン映えする。おそらくジーナ・カラーノは実力があるどろうだけに動きが遅く、残念ながら映画的でない。殺陣が約束にもとづいて動き回るように、アクションも打ち合わせ通りに動くから、痛快に見えるのだ。 ユアン・マクレガー、アントニオ・バンデラス、マイケル・ダグラスなどが脇を固めていながら、いまいちノリが悪かった。 原題は「HAYWIRE」で、混乱といった意味だろうか 2011年アメリカ映画 (2012.9.29) |
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