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不幸な事件が起きたので、かえって注目されているのだろうか。 しかし、この映画の上映中に、乱射事件がおきたのは理解できる。 犯人はこの映画を選んでいる。 それほど善と悪が鋭く描かれているし、現代的な主題であるのだ。 前作「ダーク ナイト」のエンディングで、犯罪集団と取り引きしたジョーカー(ヒース・レジャー)が高いビルから転落して死んでしまう。 その続編なので、どのような結びつきかと思ったが、ちょっと連続性が弱い。 しかし、この映画を独立した作品とみても、充分に充実した内容である。 主人公ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)の家に泥棒が入り、彼の指紋が盗まれる。 その泥棒は、キャットウーマンことセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)であり、悪人のベイン(トム・ハーディ)から依頼されたものだった。 ベインは盗んだ彼の指紋をつかって、無謀な証券取引を行って、彼を破産さてしまう。 バットマンは無敵ではない。 ベインとの決闘では、悪役に負けてしまうのだ。 そして、死よりも過酷な捕虜のような生活を強いられる。 しかし、そこから這い上がって、ゴッサム・シティを救うのだ。 なかなかに難しい展開で、ちょっと疑問の残るシーンもあるが、まずは及第点だろう。 次回作に続くエンディングだが、主人公を演じる俳優はクリスチャン・ベイルから替わるだろう。 原題は「THE DARK KNIGHT RISES」 2012年アメリカ映画 (2012.7.31) |
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