前作から監督も撮影者も替わり、新たな装いで出現した。
主題は、凶悪な病原菌をばらまき、それを退治するワクチンを独占することによって、巨額の富を得ようとする悪人と、それを阻止するイーさんとの闘争である。 コンピューターを駆使するのはこの手の映画の定型で、特別に見るべきものはない。 男女が中心人になって展開するスパイ・アクション映画で、主人公となる男女のつながりが根拠不明だと、物語そのものが成り立たない。 しかし、それもきちんとした筋が通っていないので、見せ場となるべき各シーンがバラバラである。 前作では、他人になりすました顔の皮膚を剥ぐのか効果的に使われ、それが思いがけないどんでん返しに上手く使われていた。 「ブロークン・アロー」「フェイス・オフ」と男性を描いてきたジョン・ウー監督は、前作のヒットでプロデューサーへの発言力を強めた結果、かえって彼の後進的な地が出てしまったようだ。 車が何台も爆破され、大がかりなセットが組まれ、大変なお金がかかっている。 2000年のアメリカ映画 |
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