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初めての劇場用CG映画だったトイ・ストーリー。 それが好評だったので、その続編が公開された。 映像は同じように見えていながら、前作よりもはるかに滑らかになり、技術の進化はきわめて早いことがわかる。 また、描きこまれたディテールも凝っており、並々ならぬ集中力である。 もうあと少しで、実写を超えるだろう。 そんな予感さえする出来映えである。 コンピューター・ゲームの世界から映画が始まるのは、全体がCG映画だから不思議な感覚になる。 この導入は意外性があって良い。
映画はフィクションを楽しむものである。 今回はCGこそ上手くなったけれど、物語がおもちゃの世界だけで完結し、発展性がなかった。 おもちゃの主人である子供は成長していく。 ウッディやジェシーらが、日本へと送られるべく飛行機に乗せられるが、何とか脱出してアンディのもとへと帰る。 ストーリーの単純さが一番の問題だが、それとキャラクターの設定が単純なことである。 金に糸目を付けずに、おもちゃをさらっていく日本人への皮肉は、ちょっと耳が痛いけど、アメリカ人もヨーロッパに対しては同じことをやっている。 1999年のアメリカ映画。 | |||||
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