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そのため非常に忙しく、しかも突発的な出来事が多い。 子供との約束はいつもキャンセル。決して守られたことがない。 家庭生活を大切にしない夫フレッチャーに愛想を尽かして、妻オードリー(モーラ・タイニー)は二年前に離婚。 それでも子供のマックス(ジャスティン・クーパー)を仲立ちにして、二人には繋がりがあった。 マックスの五才の誕生日、約束にも関わらずフレッチャーは来ない。 マックスは、父親が今日一日嘘をつきませんようにと、ロウソクを吹き消すときに願をかける。 その願がかない、父親は嘘がつけなくなる。 弁護士が嘘をつけなくなったら、商売ができない。
ジム・キャリーは相変わらずの達者な演技で笑わせてくれるが、「ケーブル・ガイ」と同じ現代的な主題の映画で、見終わって考えさせられることが多かった。 この映画は嘘をつくことが悪いと言っているのではない。 肉体労働が主流だった時代、大人たちは子供から見えるところで働いていた。 子供の世界、それは大人の世界とは違う。 笑える場面がたくさんあって、面白い映画だとは思うが、ジム・キャリーのワンマン映画的色彩が強い。 体全体の演技、極彩色を使った非日常的な画面、奇想天外な仕掛け、大勢の絡んだ展開などを組み込んでくれば、ジム・キャリーという俳優はもっともっと生きると思う。 1997年のアメリカ映画 | |||||||||
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