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本筋とは関係のない昔の絞首刑の場面から映画は始まる。 このシーンは最後にも登場するので、何か意味があるのだろうが、よく判らなかった。 そして、偶然なる概念の説明がある。 やがて、警官が登場し殺人事件が起きるが、それも映画の本筋とはあまり関係ない。 次に、危篤の床にある老人とその取り巻き、テレビの司会者やその出場者などが登場する。 しかし、これらの話が繋がっているのかというと、物語は二つに分かれたまま進み、 両者の関係は分かれたまま終わる。 大勢の人物を登場させるが、この映画には主人公がおらず、それぞれのエピソードから何かを読みとってもらおうという趣向の映画である。
死期を迎えている老人アール(ジェイソン・ロバーツ)は、若い頃に奥さんと子供のフランク(トム・クルーズ)を捨てた。 リンダの留守中に、アールが捨てた息子に会いたいとフィルに告げると、 もう一つの話。30年も続いたクイズ番組の司会者ジミー(フィリップ・ベイカー・ホール)は、ガンに冒されあと半年の命といわれながら、番組を続けている。 以上の話を結びつけるのが、警官のジム(ジョン・C・ライリー)である。 通常の映画では主人公が登場し、主人公の動きにそって物語は展開するので、 この映画はいったい何を言いたかったのだろう。 この映画は絶叫型の演技が多く、とても疲れた。 1999年のアメリカ映画。 | |||||||||
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