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前作「お日柄も良くご愁傷さま」に、引き続き作られた映画である。 前作が評判良かったと言う話も聞かないのに、続編が作られるのが、どうもよく判らない。 しかし多くの場合、続編のほうが力が落ちるのだが、この続編は同じような仕立てでありながら、違った印象を与えた。 設定は同じでも、主題が移ったせいだろう。 勤続30年にして部長になった西岡哲夫(橋爪功)は、一人になった父親を郷里の青森から、新築なった自慢の新居へ呼び寄せる。 映画としては、低い美意識、さえないカメラワーク、ずさんな展開といった感じで、決して誉められたものではない。 この映画の製作者たちも、家族が上手く機能していないことは理解している。 最後には、嫁ぐ長女に父親への感謝を口にさせ、私も両親のような夫婦になりたいと言わせる。 この映画製作者たちだって、現状が据わりの悪いことは認識している。 瞠目すべきことに、前作と違って、若者たちが演技していた。 | |||
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