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映画は子供のほうから始まるが、やがて母親シンシアが話しの中心になっていく。 最後には、母親の家族の一員として、ホーテンスは叔父や妹からも受け入れられる。 生みの親捜しを下地にして、家族のあいだの秘密や嘘が、いかに人間を歪めているかを主題としている。 生みの親を捜す話しは、いかにもアメリカ的な話題であるが、 「マクマレン兄弟」のような手作り的な雰囲気があって、イギリスの映画だと知って納得した。 若い頃はさぞ美しかっただろうシンシアは、15才の時黒人男性と性交し、黒人の子供ホーテンスを生むが顔も見ずに養子にだす。 映画の舞台は、すでに両親も死んで、シンシアと娘のロクサンヌだけの家庭から始まる。 シンシアは驚き、最初は会うことを拒否するが、一度は会ってみる。 写真屋を経営する弟が、ロクサンヌの21才の誕生日パーティを開いてくれる。 この展開は、考えさせられる。 シンシアが今や裕福になっていたら、ロクサンヌに姉がいることを伝え、自分のほうから子供捜しをするだろう。 マイク・リー監督は、家族のあいだには秘密と嘘はいけないという。 二人が対話するシーンが多く、イギリス英語独特のハイピッチなリズムが、気になるがそれはいい。 シンシアは生気がない毎日を送っているが、ホーテンスの登場によって生き生きとしてくる。 | |||||
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