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男性ペアーのフィギュア・スケートというのは、面白い設定だが、何と品のない映画だろうか。 ベン・スティラーが製作に絡んでいるから、品がないのだろうか。 それにしても、面白いコメディを撮るのは、ほんとうに難しいと知らされる。 着想はいいのだが…、となると、あとは間だろうか。
そのため、スケート界から永久追放されてしまった。 しかし、永久追放はシングル部門だけだと知ったジミーは、ペアー部門への出場をめざす。 相手がいなくてはペアーにならない。 しかし、誰も彼の相手になってくれない。 ひょんなことから、チャズが相手になることになる。 男女のペアーが当たり前の世界に、男同士のペアーが誕生することになった。 当然のごとくに、ドタバタが始まる。 この手の映画は、難しいことは何も言わずに、楽しめばいいと思う。 派手な演出、思いっきりのドタバタ。 この仕立てから、上質なコメディではないと知る。 dvdで充分であり、映画観に足を運ぶ必要はない。 もちろん、映画館に行っても良いが、ポップコーンを頬ばりながら、がはははと笑い飛ばすしかない。 日本の映画観では、みな泣きに行くらしくて、大きな声で笑うということは少ない。 この映画も笑い声は少なく、右手のほうにいた女性だけが、大声で笑っていた。 アメリカと日本では、笑いの質が違うと言うこともあるのだろうが、我が国では大声で笑うことは、あまり歓迎されていないようだ。 原題は「Blades of glory」 2007年のアメリカ映画 (2007.12.12) |
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