クリント・イーストウッドが監督・主演する映画も何本目になるのだろう。 オークランドのはみだし新聞記者エベレット(クリント・イーストウッド)が、死刑執行直前の人間ビーチャムは無罪だと直感し、その解放に走り回る話である。 直接の目撃者がいないにもかかわらず、ビーチャムが黒人であることから、彼に死刑の判決がでたという前提である。 エベレットは酒と女に目がなく、この映画冒頭でもミッシェルをくどき、それが駄目だと同僚の奥さんと不倫というはみ出し者。 謹厳実直・厳正な人間であれば、すでにきちんとした事務所をかまえ、それなりの地位を確立している。 とりたてて見るべきところのない映画だが、撮影だけは優れている。 1999年のアメリカ映画。 | |||||||
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