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精神病院での患者とのやりとりから、人間愛に目覚めたパッチ(ロビン・ウイリアムス)は、中年になってから医科大学に入学する。 まず大学での悶着が起きる。 当時の、多分今でも、医学界は医者が患者の上に立って、治して上げるというスタンスだった。 学生であるにもかかわらず、患者たちとの心の交流を試みるが、医学部長はパッチの存在に嫌悪感を示す。 パッチの行動は、それまでの医学界の権威を、破壊するものだったからである。 いくつかの挿話を挟みながら、映画は展開するが、パッチの行動は観客から見ても面白くない。 パッチの同級生で、友人のカリーが、パッチの言葉に従って、精神病者を訊ねる。 赤ヒゲのような医者は、たしかに貴重だし、正義のように見える。 それに映画としてみても、製作者たちの自己陶酔というか、時代状況の無視という背景から、残念ながら面白くできてない。 1998年アメリカ映画。 | ||||
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