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イタリアの映画監督が、自分の子供が生まれた嬉しさ、親ばかぶりを綴った映画である。イタリアでは有名らしきナンニ・モレッティが、自分の連れ合いのお腹が大きくなるに従って、落ち着いている妊婦に対して、彼の方がそわそわちょろちょろしだす。仕事の現場に行っても、生まれてくる子供のことが頭にあって、仕事が手につかない。 時はちょうど政権交代の時期、右派か左派かで揺れている。やらなければならない仕事はあるのに、彼の関心は生まれてくる子供ことばかり。生まれてくれば生まれてきたで、見事な親ばかぶり。それをコメディ・タッチで描いているが、やや重く決して成功しているとは言えない。 映画としては、イタリアのウッディ・アレンといったところか。 1998年のイタリアとフランスの合作映画。 <TAKUMI シネマ>のおすすめ映画 2009年−私の中のあなた、フロスト/ニクソン 2008年−ダーク ナイト、バンテージ・ポイント 2007年−告発のとき、それでもボクはやってない 2006年−家族の誕生、V フォー・ヴァンデッタ 2005年−シリアナ 2004年−アイ、 ロボット、ヴェラ・ドレイク、ミリオンダラー ベイビィ 2003年−オールド・ボーイ、16歳の合衆国 2002年−エデンより彼方に、シカゴ、しあわせな孤独、ホワイト オランダー、フォーン・ブース、 マイノリティ リポート 2001年−ゴースト ワールド、少林サッカー 2000年−アメリカン サイコ、鬼が来た!、ガールファイト、クイルズ 1999年−アメリカン ビューティ、暗い日曜日、ツインフォールズアイダホ、ファイト クラブ、 マトリックス、マルコヴィッチの穴 1998年−イフ オンリー、イースト・ウエスト、ザ トゥルーマン ショー、ハピネス 1997年−オープン ユア アイズ、グッド ウィル ハンティング、クワトロ ディアス、 チェイシング エイミー、フェイク、ヘンリー・フール、ラリー フリント 1996年−この森で、天使はバスを降りた、ジャック、バードケージ、もののけ姫 1995年以前−ゲット ショーティ、シャイン、セヴン、トントンの夏休み、ミュート ウィットネス、 リーヴィング ラスヴェガス |