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イギリスの画家フランシス・ベーコン(デレク・ジャコビ)と、若い男性との関係を描いた映画で、画家という表現者の狂気と孤独が良く伝わってくる。 間抜けな泥棒ジョージ(ダニエル・クレイグ)が、フランシス・ベーコンの家に侵入する。 表現者は、自己の内面にあるものを、何らかのきっかけで外部化するだけであって、そのきっかけは何でも良い。 対人関係では悪評の高いピカソは、その相手がすべて女性だった。 フランシス・ベーコンはゲイといっても、被虐的な立場に置かれたい性格で、若い男性に対して犯されたいほうである。 原題は「Love is the devil」で、Study for a portrait of francis baconと言う副題が付いている。 フランシス・ベーコンはマゾでありながら、主導権は自分になければならない。 | |||||
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