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珍しく達者な演技陣と、お金をかけた作りの映画だった。 人物像の描きこみも充分であり、画面がしっとりとした色彩で、良くできた映画だと思う。 日本映画は、職人的な技術はいまだ素晴らしいものがあり、活動屋たちの熱意が伝わってくる。 映画の中で登場した新日本フィルハーモニーの音も、柔らかいなかにも厚く聞かせるものだった。 しかし、主題がまったく前近代的で、なぜこうした企画が通るのか不思議としか言いようがない。 連れ子で再婚した母に、新たな父は優しかった。 それを知ったフリーのジャーナリストが、結婚相手の実業家を揺すってお金をせしめる。 警察は殺人事件に色めき立ち、10年前の事件との関連を探り、テツの身辺へと捜査が伸びてくる。 テツの筋書き通りに、やくざの親分を殺して、 テツは女性にもてる。 廻りの幸福のために自分を殺すのも古いが、それが妹の玉の輿結婚のためであり、その妹はたった一人の血のつながりのある肉親だという。 物語の運びはやや遅いが、それでも良く作られた脚本で、人物の描写も良い。 | |||||
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