|
|||||
なかなかに楽しめるのだが、いかにもドイツ的な後進的優越感があって、それがやや鼻につく。 ミュンヘンのレストランでありながら、ロッシーニはイタリアレストランであるのも、何だか悲しいやらおかしいやら。 ロッシーニは、映画関係者が多く出入りしており、オスカルというプロデューサーとワフーという映画監督が、レストランの常連の顔役である。 ローレライを書いた作家のヤーコブは人嫌いだが、食事のためにロッシーニの個室へと、毎晩自転車で通っていた。 そこへ白雪姫と名乗る金髪の女性が登場。 その次ぎは、映画監督のワフーが、骨抜きになる。 最初のうち、実はもう一組の男女関係が進行している。 この女性は、二人の男の間を行ったり来たりするだけではなく、ほかの男性とも関係を持っている。 2人の男性は、真剣ではあるが半ばゲームとして、この女性を争っていた。 ヤーコブの書いたローレライが、ドイツのプライドを刺激したとか、ドイツの優秀性を再確認したとか、パロディっぽいのだが、ドイツの優越感を感じさせる。 | |||||
<TAKUMI シネマ>のおすすめ映画 2009年−私の中のあなた、フロスト/ニクソン 2008年−ダーク ナイト、バンテージ・ポイント 2007年−告発のとき、それでもボクはやってない 2006年−家族の誕生、V フォー・ヴァンデッタ 2005年−シリアナ 2004年−アイ、 ロボット、ヴェラ・ドレイク、ミリオンダラー ベイビィ 2003年−オールド・ボーイ、16歳の合衆国 2002年−エデンより彼方に、シカゴ、しあわせな孤独、ホワイト オランダー、フォーン・ブース、 マイノリティ リポート 2001年−ゴースト ワールド、少林サッカー 2000年−アメリカン サイコ、鬼が来た!、ガールファイト、クイルズ 1999年−アメリカン ビューティ、暗い日曜日、ツインフォールズアイダホ、ファイト クラブ、 マトリックス、マルコヴィッチの穴 1998年−イフ オンリー、イースト・ウエスト、ザ トゥルーマン ショー、ハピネス 1997年−オープン ユア アイズ、グッド ウィル ハンティング、クワトロ ディアス、 チェイシング エイミー、フェイク、ヘンリー・フール、ラリー フリント 1996年−この森で、天使はバスを降りた、ジャック、バードケージ、もののけ姫 1995年以前−ゲット ショーティ、シャイン、セヴン、トントンの夏休み、ミュート ウィットネス、 リーヴィング ラスヴェガス |
|||||
|