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ノースダコタの田舎町での話し。バドとラリー(チャーリー・シーン)は、双子の姉妹と結ばれる。しかし、この姉妹がファザコンで、彼等との貧乏生活より父親(マーロン・ブランド)との生活を選ぶ。仕方なしに同意した二人は、父親の家に移り住む。ところがこの父親が、囚人の命など何とも思わない刑務所の看守長で、バドとラリーを召使いのようにこき使う。 使い古しの紙幣をカナダから輸送する話を聞き込んだラリーは、バドを誘って列車強盗をたくらむ。まんまと成功するが、父親の差し金で、バドは逮捕されて、刑務所へ。そんなとき、fbiの女性捜査官(ミラ・ソルビーノ)が、看守長の囚人殺しで捜査に来る。二つの事件がからみながら、映画は展開する。最後は、看守長は逮捕されて監獄へ、そしてバドとラリーは南米へと逃げてお終いというコメディなのだが、なかなか笑えない映画だった。 チャーリー・シーン、ミラ・ソルビーノ、マーロン・ブランドと名のある俳優が出演しているが、極めつけのB級映画である。ミラ・ソルビーノは演技が下手だが、何とはない花がある。それが大役を獲得する理由なのだろう。また、マーロン・ブランドは不思議な存在感だったが、映画の作り方しだいでもっと恐く迫力が出たように思う。 1998年のアメリカ映画 | |||
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