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彼は高額の報酬で引き受けはしたが、被告はまったく罪の意識がない。 彼はこんな男を無罪にしていいのか、と自分の正義感にさいなまれる。 とうとう担当の弁護を降りてしまう。 しかし、弁護士は弁護人の利益のためにいるのであり、弁護の放棄は弁護士の倫理に反する行動だった。 そのため、弁護士資格を剥奪されてしまう。 弁護士を辞めてキーウェストでくすぶっていると、身寄りのない老人が接近してくる。 最初からローソンが犯人ではないことは分かっているから、映画の興味はどうやって彼の無罪が立証されるかである。 訴訟社会アメリカでは、弁護士が高額の報酬で事実をねじ曲げても無罪を勝ち取ってしまう。 無罪になったローソンは、「今度ばかりは、事実が守られた」というが、これでは事実は藪のなかではないか。 1998年のアメリカ映画。 | ||||
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