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音楽の方はいまいちのパワーだったが、舞台衣装や当時のイギリスの風俗は、良く再現されていた。 映画全体は、1984年に設定されるが、それから10年遡る形で話は始まる。 デヴィット・ボーイと思われるブライアン・スレイド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は単なる音楽狂いだったが、マネージャーが替わってその売り出し方を変えるや、たちまち大スターになる。 このロッカーは、何でもありの時代の若者だから、薬からゲイまでやる。 ブライアンは最後の公演として、自分をステージの上で殺させると言うヤラセにより、自分の音楽生命に終止符を打つ。 時代の価値が崩壊し、混沌としている中で現れたスターの消滅と、その再生を追う映画である。 話の展開が幾重にも入り組んでいて判りづらく、全体で何を言いたかったのかは、いまいちはっきりしなかった。 こうした映画は、大音響の中で見るべきだろうと思う。 | |||||
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