1977年にニューヨークの54番街にオープンしたディスコ、ステューディオ54を舞台にした映画で、当時の空気をシェーン(ライアン・フィリップ)という若者を主人公にして描いている。
シェーンはニューヨークとは川一つ隔てたニュージャージーの住人。 このシェーンの生活を中心に、友人のグレッグ(ブレッキン・メイヤー)とアニタ(サルマ・ハエック)の夫婦それに、同じニュージャージー出身のテレビタレントであるジュリー(ネーブ・キャンベル)などの人間関係を背景にして、当時のバブリーだったニューヨークのナイトクラブ・ライフを描く。 1970年代は、誰もが夢を見て暮らそうとしていた時代であったことだけはたしかで、それがはじけるとアメリカは80年代の長い構造不況に入っていく。 当時を知る人間には懐かしいシーンがたくさんでてくるが、映画としてみると、可もなし不可もなしといったところである。 入り口の扉にはガードマンがおり、時にはスティーヴ・ルベル自身が立つこともあり、入場させる人間を選別していた。 わが国でディスコというと、若者のものという感じがするが、この映画ではむしろある程度歳のいった人たちの遊び場だった。 シェーンを演じたライアン・フィリップの美形ぶりは一見の価値がある。 | |||||||||||
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