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アメリカのFM放送が、まだおとなしかった頃の話。 最初は田舎の小さな放送局だったが、他のDJがやらないような身近な本音を電波にのせ、人気を博していく。 雑誌社をつくったラリー・フリントは、資本家となったせいでか官憲との肉体的な戦いを強いられた。 雑誌が売り上げを人気の秤とすれば、ラジオ放送のそれは聴取率である。 この映画でも、彼の車はファルコンだったし、長髪にベルボトムといった当時のファッションなど、懐かしい場面がたくさん登場する。 70年代の表現界を画したラリー・フリントとハワード・スターンの二人だが、過激な発言や行動にもかかわらず、保守的な生活態度が非常に良く似ている。 言論や表現の世界では、どんなに過激なことを言っても、実生活では保守的なまでに一夫一婦的な家庭主義者である彼等。 DJというのは一種の芸人である。 | |||
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