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アメリカにも北アイルランド人はおり、その何人かはIRAのシンパでもある。 しかし、彼が居候となった家は、北アイルランド人でありながら、IRAとは関係のない警察官(ハリソン・フォード)だった。 男の子がいなかった警察官のトムは、別名ローリーをテロリストと知らずに自分の子供のようにかわいがった。 ローリーの正体を知ったトムの苦悩と、マグワイヤーの任務と友情の狭間に揺れる気持ちを描いていく。 政治を日常の感覚で語ろうとするから、どうしてもご都合主義になる。 最初の動機付けに失敗しているから、あとは恣意的な話にならざるを得ない。 ハリウッドの映画だからお金も人もかかっている。 アメリカの政治体制が暴力を許容せず、暴力には暴力で対置しようとするので、そこでの人間の細かい心理は落ちてしまう。 ハリソン・フォードがなぜ、スターなのかわからない。 戦争や紛争は、映画に格好の題材を提供する。 | |||||
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