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サーカス・モンキーというバンドのメンバー、リー・ホームズ、ケヴィン・コーリガン、スティヴ・パーラベッキオ、マシュー・ヘネシーと、バンドのマネージャーが主人公である。 ドラマー役の青年は、優しいお母さんに育てられ、いまだに子供じみているが、音楽が大好き。 アマチュアバンドだが、そこそこに良い線を行っており、プロと紙一重のところにいる。 作曲作詞をしてきた青年は、音楽と結婚すると言ってある。 映画は、四人の心の動きを追って進むが、注目すべきはマネージャーの存在である。 マネージャーはマネージャーであり、バンドマンではない。 メジャーデビューして有名になりたい若者たちに、音楽が何であるかを無言ながら身をもって教える。 しかし、若い音楽好きたちには、音楽はお金以上のもので、自分たちの主張であり、生き方なのだ。 マネージャーは、子供たちの音楽好きに共鳴し、行動をともにする。 彼がやめると、バンドは解散である。 自立は自分の足でするものである。 最初は、アマチュアバンドが出世していくロードムービーかと思っていると、その主題はまったく別である。 大人は子供たちのやることが、まどろっこしくて見てはいられないから、ああせいこうせいとつい口を出してしまう。 ジョン・シュルツ監督は、子供たちの才能を信じている。 | |||||
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