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同じ年にそろって大学を卒業した四人の女性は、良き男性をつかまえて、それなりに上手くやってきた。 しかし、一番上手く行っていたシンシア(ストッカード・チャニング)は離婚。 前夫が再婚することを知って、アパートのベランダから飛び降り自殺をした。 その葬式で再会した三人は、互いに話をしてみると同じような境遇だった。
ダイアン・キートン演じるアニーは、夫と別居中で、女の子はゲイ。 夫は彼女がカウンセリングを受けていた精神科の女医と結婚したくて、離婚宣言。 ベッド・ミドラー演じるブレンダは、夫が若い愛人のもとに走り、子供との二人暮らし。 かつてはオスカーを取ったこともある女優のエリースは、自分が映画のプロデューサーまで育て上げた夫のビルにふられる。 一度はカップルになった女性が、男性の裏切りとも思える仕打ちに怒り、復讐のために立ち上がる。 前夫への挑戦やお金を巻き上げたり、そのあたりはどうでも良い。 アメリカではこの映画が受けている。 出世した男性にとって、糟糠の妻より魅力的な女性はたくさん登場する。 ああしろ、こうしろと言わないで欲しい。 グロリア・スタイナムやイヴァナ・トランプが登場し、男性に対して厳しいこの映画の真意は、けっして男性非難ではない。 舞台になったのが、金持ち女性のばかりだったのが気になるが、我が国でも4大卒の女性が専業主婦をやっているのだから、アジア諸国から見れば同じことかも知れない。 1996年のアメリカ映画 | |||||||||
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