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自動車修理工のジョージ・マレー(ジョン・トラボルタ)は、光りを受けるとそれまでの生活が一変する。 難しい本は読むは、発明はするは、暗号は解読するは、念力が身につくは、普通の人ではなくなる。 常人とかけ離れた能力を発揮するようになるので、人気者になるかと思いきや、それまでの友達たちは気味が悪がって、彼を避けるようになる。 映画の筋は、あまり重要ではない。 超能力などを身につけると、リーダーになったりしそうなものだが、状況は反対である。 超能力が体現される映画の前半は、やや鈍い展開ながら緊張感も高く、期待して見続けさせてくれる。 しかし、超能力の原因が、脳腫瘍だったと判ってからの展開は、興味半減である。 超能力に優秀な頭脳だけではなく、念力を加えたところに無理があった。 監督は、「クール ランニング」のジョン・タートルトーブだというが、「クール ランニング」のテンポの良さ、歯切れの良さがなくて、同じ監督が撮ったのかと戸惑った。 わが国ではインテリの優先性が薄く、インテリが知性的な風貌をもっていないことが多い。 | |||||
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