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そして、ロバート・レッドフォード演じる上司にかわいがられて、アンカー ウーマンにまで出世する話である。 話自体は、実にたわいない。 いくら彼女が美人としても、ありえないシンデレラ ストーリーである。 偶然と、無理を重ねている。 ミッシェル・ファイファーが演じたテリー程度の、存在感やガッツを持っている女性はいくらでもいる。 この映画は、ご都合主義の見本のような話である。 男性社会は、アメリカでも権威の構造が縦に貫徹している。 情報社会は、縦の系列を崩し、人間をすべて横並びに置き換えるとはいえ、情報社会になって日の浅い今日、いまだ、工業社会の影響を引きずる。 ただし、テリーが男だったら、ディレクターにあれほど入れこまれただろうか? まだ自分に何の能力もないうちから、テリーは鼻っ柱だけは強かった。 1996年のアメリカ映画 | |||||
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