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ランボーとヴェルレーヌの関係を描いたもので、時代は1800年代も後半。 ランボーがヴェルレーヌに一通の手紙をだしたことから始まる。 農家に生まれた16才の少年が、詩を書く。 以降ヴェルレーヌは、ランボーのスポンサーとして時折喧嘩もしたりするが、ゲイという恋人同士の関係を続けていく。 ランボーは農家の出身だから、上品に躾られてない。 奥さんのお父さんと喧嘩して、ランボーはたちまちその家をでるが、行くところはない。
映画の中では、二人の詩はほとんど語られず、二人の関係の描写に終始する。 ヴェルレーヌは、奥さんの心ではなく体を愛していると言うが、奥さんを演じた女性の体には驚いた。 滑らかな肌をした肉体とやや弛んだ肌の肉体と、どちらが淫乱なのか判らない。 やや肉のゆるんだ豊満な体からは淫乱さは感じても、美しさは感じない。 洋服と肉体の関係は、西洋人たちが身につけた独特のものである。 たった三年間の詩作で、後世に名を残すランボーは驚くべき存在だが、それはヨーロッパが全盛を誇った時代の子であったためでもあろう。 ヨーロッパ人がアフリカ人を見る眼は、人間ではなく動物を見るようである。 1995年のイギリス映画 | |||||||
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