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テレビにでて、有名になることだけが、主人公の女性の生きるポリシーである。 それならなぜ、あんな平凡な旦那と結婚したのか疑問だが、それは問わないことにしよう。 主人公の女性は、まず手始めに、地方局のお天気お姉さんになる。 映画ガイドやプログラムでは、テレビに出て有名になることに執着する彼女の精神を異常だといっていた。 彼女が異常なのは、自分の目的を果たすために、高校生をそそのかして殺人を犯させることである。 貧乏だった時代には、犯罪の動機が物欲や金銭欲だった。 地味な作りの映画にもかかわらず、そして、一人での語りが多かったにもかかわらず、ニッコール・キドマンの演技は、だれさせずに実にうまかった。 ニッコール・キドマンのワンウーマン映画であるが、この映画で注目すべきは、きわどいシーンがたくさんありながら、ニッコール・キドマンが、一度も裸にならなかったことである。 裁判が終わったときの記者会見で、ニッコール・キドマン演じるスザーン・ストーンが、夫はコカイン中毒で、そのもつれから高校生に殺されたのだ、と嘘を言う。 実話では彼女は、有罪になって服役中であるにもかかわらず、映画では無罪とした。 | |||||
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