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ニューヨークの中学生テリーとキャスパーは、仲良しの友達である。 12才の女の子を口説いて、セックスをすることから、この映画は始まる。 たくさんの女性とセックスをしてみたいと思うのは、男性の願望だろう。 中年以降の男性が、女性への征服欲を満たすため、処女を指向したがるのではないだろうか。 思春期の子供たちが、男性同士で女性同士で性の話しをする。 そこで子供たちは、短絡的に大人の世界を、興味にまかせて、そのまま実践しようとする。 本人は知らないが、テリーはHIVの陽性である。 しかし、この映画は説教臭をださず、たんたんと進んで行く。 この映画が不思議なのは、現代の子供たちを描きながら、子供の生態には否定的なことである。 子供たちが動きまわりながら、無気力というか、虚無的というか、場当たり的というか、充実感に欠けていることを、たんたんと描く。 子供を非行化させない方法。 | |||
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