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ジョディ・フォスターの監督第二作目である。 普通の家族の生態を、感謝祭に生家に帰省する主人公から描いている。 アメリカは個化が進み、個人がバラバラになることへの戸惑いがあって、家族を見直す動きが多い。 この映画もそうである。 ホリー・ハンター演じる未婚の母が、職場を首になることから話が始まる。 感謝祭なので、親の家=生家にかっての家族が集まる。 すでに退職した両親の家から、それほど離れていないところに、次女夫婦が住んでいる。 いまや家族たちは、かってのように結婚しても両親の家のまわりに住み、和気あいあいと暮らしてはいない。 しかし、本当にそうだろうか。 工業社会になって人間の生活が土地から切れたために、重心は親子愛から夫婦愛へと移った。 工業社会の終焉を迎えて、どのような人間関係ができあがって行くのだろうか。 | |||
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