m・ナイト・シャマラン  
m. night shyamalan

 1970年8月6日、インドのボンディチェリー生まれ。両親は医者で、幼年期にアメリカのフィラデルフィアに移住。8歳の時にすでに8ミリ映画を撮り、16歳の時には45分の短編映画を完成させる。大学の医学科に進学するための奨学金を獲得していたが、映画作りに専念するため、ニューヨーク大学のアートスクールに進路を変更した。
 92年に初めての長編映画『playing with anger』を監督する。自らのルーツであるインドヘの旅を描いたこの作品では脚本と主演も担当、批評家に高い評価を得た。97年にはロージー・オドネル出演の“wide awake”(日本でのビデオ題『翼のない天使』)を監督。
 ヒッチコック・ファンを自認する彼は、ヒッチコック監督同様、自分の出演作にカメオ出演するのを好む。『シックス・センス』ではドクターセル役、『アンプレイカブル』ではドラッグの売人役で出演。今回の『サイン』ではグラハムの妻を交通事故で死なせてしまう獣医レイ・レディ役を演じている。また、生まれ育ったフィラデルフィアをロケ地に選ぶことも多く、この街の郊外に自らのスタジオ、プラインデイング・エッジ・ピクチヤーズを設立している。(「サイン」の劇場パンフレットから)
翼のない天使 (1998/米) シックスス・センス (1999/米)
アンブレイカブル (2000/米) サイン(2002/米)
ヴィレッジ(2004/米)

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