サム・メンデス  sam mendes

 1965年8月1日イギリス・レディンク生まれ。james peter mendesを父とし、作家の valerie helene mendesを母として誕生する。1970年、サムが5歳の時に両親は離婚した。
 87年にケンブリッジ大学を卒業後、チチェスター・フェスティバル・シアター(the chichester festival theatre)に入団し、その後間もなく演出したジュディ・デンチ主演の『the cherry orchard』で批評家協会の最優秀新人賞を受賞。90年にはロイヤル・シェイクスピア劇団(royal shakespeare company)に移籍して、レイフ・ファインズ主演の『トロイラスとクレシダ』『リチヤード3世』などを演出、『テンペスト』ではオリビエ賞にノミネートされた。
 92年にはロンドンのドンマー・ウェアハウス劇場の美術監督に就任し、数々の公演を演出。『キャバレー』の再演、『ガラスの動物園』『company』でオリビエ賞を獲得した。ほかに、批評家協会賞を受賞した『assassins』をはじめ『translations』『摩天楼を夢みて』などを演出している。また、他劇場での公演には、ジュディ・デンチ主演の『the sea』と『the plough and the stars』、オリビエ賞の演出賞を受賞した『オセロ』『birthday party』などがある。
 現在も舞台演出を続けており、『キャバレー』はロンドンでの大成功に続き、ブロードウェイ公演でミュージカル部門の最優秀リバイバル賞を含む4つのトニー賞、3つのドラマ・デスク賞と3つのアウター・クリティツクス・サークル賞を受賞した。このはか、ニコール・キッドマン主演の『the blue room』でも高い評価を得ている。また、ジェーン・ホロックス主演で上演された『リトル・ヴォイス』は映画化もされた。(「ロード トゥ パーディション」の劇場パンフレットから)
アメリカン ビューティ (1999/米) ロード トゥ パーディション(2002/米)

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