ローマン・ポランスキー  Roman Polanski

 1933年8月18日 フランスのパリ生まれ。両親はポーランド人。第2次大戦勃発の2年前、3歳の時に両親とともに彼らの祖周へ移り、クラクフに住む。後に両親は収容所へ送られ、母親は1941年にそこで亡くなった。自身はクラクフのゲットーを脱出して地方を放浪し、幾つかのカトリック教徒の家にかくまわれながら生き延びた。
 1945年に父親と再会し、実業学校に通うようになる。14歳の頃から俳優活動を始め、ラジオ番組やアンジェイ・ワイダ監督の『世代』(1954年)などに出演。その後、ウツジ映画学校で学ぶ。
 その後、英国から米国に渡る。1969年、伴侶だった女優シヤロン・ティトが惨殺されるという悲劇に見舞われ、欧州へ戻ることを決意。しばらく欧州に滞在するが、1974年再びハリウッドに渡る。1977年、ロサンゼルスで13歳のモデルの少女と性交渉を持ち、有罪判決を受けるが、服役を避けて欧州へ逃亡。以来、米国には二度と足を踏み入れていない。
repulsion/反撥(1965) 袋小路(1966)
吸血鬼(1967) ローズマリーの赤ちやん(1968)
マクベス(1971) afternoon of a champion(1972)
ポランスキーの欲望の舘(1972) チャイナタウン(1974)
テナント/恐怖を借りた男(1976) テス(1979)
romanbypolanski(1984) ポランスキーのパイレーツ(1986)
フランティック(1988) 赤い航路(1992)
死と乙女(1994) ナインスゲート(1999)
戦場のピアニスト(2002/仏・ポーランド) オリバー ツイスト(2005/仏.英.チェコ)
ゴーストライター(2010/仏・英・独) おとなのけんか(2011/仏・独・ポーランド)

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