チャウ・シンチー(周星馳) 
stephen chow/周星馳
  
 1962年6月22日香港生まれ。広東オペラが大好きな母の影響で演技に興味をもつ。トニー・レオン(梁朝偉)と家が近所で、香港のテレビ局tvbの俳優養成所に一緒に入学して演技を学ぶ。81年に同養成所を卒業し、82年にtvb専属の俳優となる。83年よりtvbの子供番組「430穿検機」の司会をつとめるが、子供をじやけんに扱う司会ぶりがユニークだと評判になり5年もの間続投した。87年に全60話からなるテレビドラマ「生命之旅」に出演し、注目される。88年には「霧歴先鋒」で映画デビューを飾るが、この作品でいきなり台湾金馬奨(台湾アカデミー賞)最優秀助演男優賞を受賞。
 リー・リクチーやビンセント・コクと作った007シリーズのパロディ「0061北京より愛をこめて」(94)から監督業にも乗り出す。同作品と「008・皇帝ミッション」(96)では主演ならびに共同監督をつとめた。
 天才料理人を演じた96年の「食神」からはシンチーが主監督となり、99年の「喜劇王」でも売れない役者を主演するかたわら監督を歴任。足かけ2年のプロジェクトとなった「少林サッカー」では、鋼鉄の脚の持ち主シンを演じるために1年以上かけて体を鍛えた。身長173cm、体重62kg。英語名はスティーブン。
0061北京より愛をこめて(1994) 008・皇帝ミッション(1996)
食神(1996) 喜劇王(1999)
少林サッカー(2001/香港) カンフー ハッスル(2004/中国・米)

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