カール・フランクリン    carl franklin

 1949年4月11日カリフォルニア州リッチモンド生まれ。「運命の引き金」(91/v)、「青いドレスの女」(95)、「母の眠り」(98)などの作品で、その演出力によりアメリカ映画界トップランクの監督と目されている。
 アメリカン・フィルム・インスティチュート(afi)で演出を学び、卒業制作"punk"(89)が注目される。"punk"を見たロジャー・コーマンのコンコルド・フィムルズによってビル・パクストン、ビリー・ボブ・ソーントン主演の犯罪ドラマ「運命の引き金」(91/v)の監督に抜擢される。この作品は、ナショナル・ボード・オブ・レビューが92年のベストテンの1本に選出したほか、ロサンゼルス映画批評家協会のニュー・ジェネレーション賞、インディペンデント・スピリッツ賞の最優秀監督賞、mtvムービー・アワードの最優秀新人監督賞、コニャック・ミステリー映画祭のグランプリや批評家賞など数々の賞を贈られている。
 続いて、デンゼル・ワシントン、ジェニファー・ビールス主演でウォルター・モズリーの小説を映画化した「青いドレスの女」(95)を監督。その後、メリル・ストリープ、ウィリアム・ハート、レニー・ゼルウィガー主演でアンナ・クィンドレン原作の「母の眠り」(98)を監督した。
 1996年にはafiのフランクリン・j・シャフナー賞を受賞し、現在は同校で教鞭をとっている。(ハイ クライムの公式サイトから)
グッドバイ・ベトナム (1988/米) 運命の引き金 (1991/米)
青いドレスの女 (1995/米) 母の眠り (1998/米)
ハイ クライム(2002/米)

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