n.y.cのジョゼフ・パップス・パブリック劇場で、オビー賞を獲った経験豊富なmabou
minesの女優としてキャリアをスタートする。その後、「テンペスト」のラウル・ジュリアの相手役でニューヨーク・シェークスピア・フェスティバルのセントラル・パークの舞台に立つ。コロンビア映画の才能養成プログラムに参加するためロアンジェルス.に来た後、多数の映画やtvシリーズに出演。n.y.cの舞台で育んだ創作を共同で行う経験を生かして、初めての映画脚本（自身のウエイトレスとしての経験に基づいたもの）を共同で執筆する。その時、映画製作における脚本家の権限の低さに驚き、監督術を学び始める。
初めて映画製作として関わった仕事は、ドキュメンタリー作品「my first time」の監督で、それが権威あるチャンティクリアの番組に受け入れられる。それがきっかけとなり、90年、チャンティクリアで、多数の賞を獲したtv番組「to
the moon alice」を監督することになる。
９４年、劇場映画としては初監督作品になる『コリーナ，コリーナ』の製作、脚本、監督を手掛ける。ウーピー・ゴールドバーグ、レイ・リオッタ主演のネルソン自身の半自伝ストーリーの本作は、感動作として高く評価を受ける。続いて、ジュリア・ロバーツ、スーザン・サランドン主演、クリス・コロンバス監督作品の大ヒット作『グッドナイト・ムーン』(98)の脚本を共同執筆、また、ロブ・ライナー監督、ブルース・ウィリス、ミシェル・ファイファーが主演の『ストーリー・オブ・ラブ』(99)の
脚本と製作をアラン・ツウァイベルと共に担当し、家族愛を描く手腕では高い評価を獲得している。（公式サイトから） |
